NPO法人埼玉成年後見支援センター所沢支部

民事信託(家族信託)

民事信託とは、本人の財産の管理を信頼している第三者(主として家族)に委託して、本人の生活を護るだけでなく、残された親族の生活を護り、かつ、委託した財産を特定の親族等に承継させる制度です。

 

本人の財産を親族若しくは特定の第三者に承継させる場合、相続または贈与契約によって行うことが一般的ではありますが、本人の死後、数次の相続や遺贈を遺言書や贈与契約で定めることは、現在の法制度では不可能です。あくまでも、一代限りの承継しかできません。

例えば、先祖代々受け継いできた土地と建物をその家の後継者に受け継いでもらいたいとした場合、法定相続に従えば、血のつながっていない配偶者が50%を相続する権利がある上に、その子等よりも税制面で非常に優遇されているので、配偶者に全てを相続させた後、配偶者が遺言によりその家の後継者に相続させる旨の遺言書を書くと約束して、間違いなくその約束を履行してくれるという保証があれば、そうするのが最善の策であることは言うまでもありません。しかしながら、本人亡き後、配偶者がその約束を履行するという保証はどこにもありませんし、法的拘束力もありません。。

民事信託は、このような民法では不可能な数次の相続や遺贈を確実に行うことができる制度であり、また、信託財産は、相続から隔離された財産として管理されますので、本人(委託者)の死亡によっても凍結されることはありません。よって、本人亡き後、残された人の生活を途切れることなく継続して護ることができるという優れた特徴も併せ持っています。

当NPO法人では、遺言書の作や成年後見は勿論のこと、民事信託の契約書の作成につきましても対応させていただきます。

 

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